Web制作の効率がぐっと上がる、Google Chromeのおすすめ拡張機能を紹介します。
ここで取り上げるのは、私自身を含め実際の制作現場で使っている定番ばかりです。スクリーンショット、デザインカンプの重ね合わせ、色やフォントの確認、環境の切り替えなど、コーディングからチェック作業まで幅広くカバーできる9個を厳選しました。いずれも2026年6月時点でChromeウェブストアから入手できることを確認しています。
Awesome Screenshot
『Awesome Screenshot』は、スクリーンショット撮影の定番拡張です。
表示部分だけでなくWebページ全体(フルページ)のスクショを撮影でき、その場でトリミング、テキストや矢印・四角形などの図形追加、モザイク処理といった簡単な加工までこなせます。現在は画面録画にも対応しており、操作手順を動画で共有したいときにも使えます。
レスポンシブサイトなら、デベロッパーツールでスマホ表示に切り替えてから撮れば、スマホ時の見た目もそのまま記録できます。クライアントに制作途中のページを確認してもらうときや、不具合・エラーの情報共有のときに重宝します。
PerfectPixel
『PerfectPixel』は、デザインカンプを半透明にしてWebページの上に重ねて表示できる拡張です。
コーディング中の画面とデザインを直接ぴったり重ねられるので、余白や文字サイズの微妙なズレが一目で分かります。透明度を調整したり、位置をロックして下のページを操作したりもできるので、いわゆる「ピクセルパーフェクト」なコーディングを目指すときの必需品です。デザイン通りに実装したい場面で、確認の手間を大きく減らせます。
ColorZilla
『ColorZilla』は、開いているページから色を取得(スポイト)できる拡張です。
デベロッパーツールでも色は確認できますが、ColorZillaは画像の中の色も拾えるのが強み。背景画像や写真に合わせた色をコーディングで使いたいときに便利です。
WhatFont
『WhatFont』は、ページで使われているフォントの種類やサイズを、クリックするだけで表示してくれる拡張です。
デベロッパーツールでも確認できますが、こちらのほうが手早いケースもあります。emなどの相対単位で指定されている箇所が実際に何pxで表示されているのかも、すぐに分かります。
Alt & Meta viewer
『Alt & Meta viewer』は、開いているページのalt属性やmeta情報をまとめて表示してくれる拡張です。
主にtitleやdescriptionといったmeta情報や、画像のaltをチェックするときに使います。チェック・確認作業の多いWebディレクターの方にもおすすめです。
Wappalyzer
『Wappalyzer』は、そのサイトがどんな技術で作られているかを教えてくれる拡張です。
CMS(WordPressなど)、JavaScriptのライブラリやフレームワーク、解析ツール、サーバーまわりなどを一覧で表示してくれます。参考にしたいサイトや競合サイトの構成をさっと調べたいときに役立ちます。
Domain Switcher
『Domain Switcher』は、あらかじめ登録しておいた複数のドメインを一瞬で切り替えられる拡張です。
主にテスト環境と本番環境の表示を見比べるときに使います。規模の大きなサイトでは検証環境が複数あることも珍しくなく、私が関わっている案件でも本番を含めて8つの環境があります。これを手動でURL書き換えしていては効率が悪いので、こうしたツールで工数を削っています。
Pasty
『Pasty』は、クリップボードにある複数のURLを一気に開いてくれる拡張です。
公開後の一括確認や、連携した作業箇所をまとめてチェックするときに活躍します。確認作業の多いWebディレクターの方にもおすすめです。
The QR Code Extension
『The QR Code Extension』は、いま開いているページのURLをQRコードで表示してくれる拡張です。
PCで見ているページをスマホの実機で確認したいときに、URLを打ち込まずQRを読み取るだけで開けるので便利です。
まとめ
Web制作で使えるChrome拡張を9個紹介しました。撮る・重ねる・調べる・切り替えるといった作業を拡張機能に任せるだけで、地味な手間が減って制作のスピードが上がります。
まずは自分の作業で「面倒だな」と感じている部分に近いものから、ひとつ試してみてください。
なお、コーディングの実装テクニックは、当ブログのCSSだけで三角形を作る方法やjQueryで作るアコーディオンでも紹介しているので、あわせてどうぞ。


