【POG2025-2026】キタサンブラック産駒の注目2歳馬まとめ|イクイノックス・クロワデュノールに続け!

【種牡馬キタサンブラック】産駒成績と特徴を徹底分析|成功の血統背景と狙い目条件 競馬

世界を圧倒したイクイノックス、ダービーを制覇したクロワデュノールを筆頭に、キタサンブラック産駒の勢いは年々増しています。

POG2025-2026シーズンでも、注目度の高い良血馬が多数スタンバイ。この記事では、血統背景・育成牧場・馬主・厩舎情報などをもとに、注目すべきキタサンブラック産駒の2歳馬を一挙に紹介します。

キタサンブラック産駒の特徴とは?

キタサンブラックは現役時代、天皇賞(春秋連覇)やジャパンC、有馬記念など数々のGⅠを制した名馬。産駒には以下のような傾向があります。

  • 芝の中長距離に適性
  • 晩成傾向だが、完成度高めの馬も多い
  • 馬体に柔らかみがあり、長くいい脚を使えるタイプが多い
  • イクイノックスのように、初年度から完成度が高い馬も出現

早期デビューからクラシック戦線を目指すには、育成牧場や母系の完成度にも注目するのがカギです。

【種牡馬キタサンブラック】産駒成績と特徴を徹底分析|成功の血統背景と狙い目条件
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基本は牡馬の大物狙い!母父欧州型の産駒が狙い目か!?

キタサンブラック産駒は、ダービー・ホープフルS勝ちのクロワデュノールを筆頭に、皐月賞馬ソールオリエンス、本格化は3歳秋以降でしたがダービー皐月賞2着のイクイノックスなど、牡馬の大物を複数輩出しています。

そのため、基本的には上記のようなクラシックを狙える大物牡馬を狙っていきたいところです。特に母父欧州型の産駒は芝の重賞戦線で活躍馬を複数出していることから相性が良いと言えます。

POG2025-2026 注目のキタサンブラック産駒2歳馬

以下は、注目されているキタサンブラック産駒の2歳馬一覧と、その特徴をまとめたものです(※2025年7月時点の情報)。

イクシード
牝 黒鹿毛
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
厩舎:木村哲也
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
近親馬:イクイノックス、ヴァイスメテオール

イクイノックスの全妹という良血馬。すでに入厩済みなので、秋辺りのデビューになりそうです。キタサンブラック産駒はイクイノックスやクロワデュノールのように牡馬の大物が多い印象で、牝馬G1馬はまだ出せていません。

本馬が初の牝馬G1馬となることができるのか注目です。


エムズビギン
牡 黒鹿毛
母:デルフィニアII
母父:Galileo
厩舎:友道康夫
馬主:エムズレーシング
生産者:ノーザンファーム
近親馬:リラエンブレム、ベストミーエヴァー

母のデルフィニアIIはロワイヤリュー賞と英チャンピオンズフィリーズ&メアズSで2着に入った実力馬。半兄にはシンザン記念勝ち馬のリラエンブレム(父キズナ)がいる血統です。

本馬はなんといっても、2024年のセレクトセールで歴代2位となる5億9000万円(税抜)で落札された超高額取引馬という点で注目を集めています。馬主はラウンドワンのエムズレーシング。友道厩舎×個人馬主の組み合わせはクラシックに強い印象もあるので、本馬にもクラシックでの活躍が期待できそうです。

すでにゲート試験には合格しているようなので、秋頃のデビューが予想されます。


ブラックオリンピア
牡 青鹿毛
母:ピノ
母父:Pierro
厩舎:友道康夫
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

母のピノは豪VRCオークス勝ち馬。サンデーレーシングにて1口:200万円/40口の8,000万円で募集されました。


ダノンアスコルティ
牝 青鹿毛
母:アスコルティ
母父:Danehill Dancer
厩舎:萩原清
馬主:ダノックス
生産者:ノーザンファーム
近親馬:アスコリピチェーノ

牝馬ながら2024年セレクトセールにて4億円(税抜)で落札された高額馬。近親にローズSを勝ったタッチングスピーチ、半姉に阪神ジュベナイルFやヴィクトリアマイルを勝ったアスコリピチェーノ(父ダイワメジャー)がいる良血馬です。

キタサンブラック×母Danzig系という配合には、すでにダービー馬のクロワデュノールという成功例がいるため、本馬にも注目したいところです。


ランブルスコ
牡 黒鹿毛
母:サマーハ
母父:シングスピール
厩舎:蛯名正義
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
近親馬:シャケトラ

半兄にG2を3勝したシャケトラ(父マンハッタンカフェ)がいる血統です。2024年のセレクトセールで1億5,000万円で落札されています。すでにゲート試験は無事合格済みのようで、秋口辺りのデビューが予想されます。


ファムマルキーズ
牝 鹿毛
母:ダイワダッチェス
母父:ワークフォース
厩舎:大久保龍
馬主:吉田照哉
生産者:社台コーポレーション白老ファーム

母はフェアリーS3着の実力馬。すでに6/8阪神芝1400mの新馬戦でデビューし、見事に勝ち上がっています。

まとめ|キタサンブラック産駒の進化に注目

POG2025-2026シーズンにおいても、キタサンブラック産駒は良血・高額取引馬を中心にクラシック戦線の主役候補が揃っています。イクイノックスやクロワデュノールのように、クラシックを超える舞台での活躍を期待せずにはいられません。

特に、牝馬のGⅠ馬がまだ出ていない中で、イクシードやダノンアスコルティといった有力牝馬の動向にも注目が集まります。産駒の完成度や育成過程も含めて、今後の成長を見守りながら、POG指名の参考にしていただければ幸いです。

今後も追加情報が入り次第、順次アップデートしていきます。キタサンブラック産駒の次なるスター誕生を、ぜひ見逃さずにチェックしてください。