現役時代の個性的なキャラクターやウマ娘の登場キャラとしても根強い人気を誇るゴールドシップ。
メイショウタバルが武豊騎手を背に見事宝塚記念を逃げ切ったことにより、その産駒がさらに注目を集めています。
そんなゴールドシップ産駒の注目馬をまとめてみました。
現役馬
まずは現役馬から紹介していきます。現役馬についてはすでに実績を残している馬もおり、競馬ファンであれば知っている馬も多いと思います。
メイショウタバル
牡4歳 鹿毛
母父:フレンチデピュティ
厩舎:石橋守
生産者:三嶋牧場
馬主:松本好雄
武豊騎手とのコンビで宝塚記念を逃げ切った個性派。他にも神戸新聞杯や毎日杯といった重賞を逃げ切り勝ちしています。
武豊騎手との相性も良さそうなので、マイペースで逃げることができれば今後もGIでチャンスがありそうです。
個人的に次は有馬記念辺りで期待したいと思っていますが、距離的に香港に行く可能性もあると思うので、今後の情報に注目です。
マイネルエンペラー
牡5歳 黒鹿毛
母父:ロージズインメイ
厩舎:菊沢隆徳
生産者:ビッグレッドファーム
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
2025年に入ってから本格化し、日経新春杯3着・日経賞1着・天皇賞(春)5着と充実した成績を残しています。
今後もゴールドシップ産駒らしい豊富なスタミナを活かして、2200m以上の重賞戦線での活躍に期待できそうです。
コガネノソラ
牝4歳 芦毛
母父:ロージズインメイ
厩舎:清水久詞
生産者:ビッグレッドファーム
馬主:ビッグレッドファーム
3歳時にクイーンSを勝っており、オークス12着・秋華賞9着と成績は残せませんでしたが、牝馬クラシックにも出走しています。
今後は、非根幹距離のGIエリザベス女王杯に出走できればチャンスがありそうな1頭です。
ゴージャス
牝3歳 白毛
母父:Wilburn
厩舎:四位洋文
生産者:村上欽哉
馬主:ローレルレーシング
ゴールドシップ産駒で白毛の牝馬というだけでも注目度の高かった本馬ですが、デビュー戦を勝利したことでますます注目度が高まりました。
残念ながらその後は勝てていませんが、今後の巻き返しに期待したいところです。
白毛ということもあり、繁殖牝馬としても注目したい一頭です。
2025年デビュー2歳馬
ウインキングリー
牡2歳 黒鹿毛
母父:ボストンハーバー
厩舎:長谷川浩
生産者:コスモヴューファーム
馬主:ウイン
母は現役時代にクイーンCを勝利した重賞馬で、全姉に目黒記念勝ちのウインキートス、半兄に中山金杯2着・中山記念3着のウインイクシードなどがいる良血馬。
デビューは秋頃を予定。兄弟も古馬になってから重賞戦線で活躍したことから、じっくり成長を見守りたい1頭です。
オーシャンステラ
牝2歳 黒鹿毛
母父:Seeking the Gold
厩舎:菊沢隆徳
生産者:ノーザンファーム
馬主:ライオンレースホース
ノーザンファーム生産のゴールドシップ産駒。
Seeking the Gold × Storm Catという米国血統の母からうまくスピードと仕上がりの早さを受け継げれば、クラシックでの活躍が期待できそうです。
アイサーベル
牝2歳 芦毛
母父:Noverre
厩舎:
生産者:ノーザンファーム
馬主:
こちらもノーザンファーム生産のゴールドシップ産駒。
母のエノラは独オークス馬、半兄には3連勝で青葉賞を制した実力馬のエネルジコ(父ドゥラメンテ)がいる良血馬です。
カトマンズゴールド
牝2歳 芦毛
母:カトマンブルー
母父:Noverre
厩舎:宮本博
生産者:社台ファーム
馬主:社台レースホース
社台ファーム生産のゴールドシップ産駒。
6/21東京芝1800mの新馬戦でデビュー予定と早期デビューで、牝馬クラシック戦線でも期待できそうです。
ジャジャミン
牝2歳 白毛
母:サトノジャスミン
母父:Wilburn
厩舎:寺島良
生産者:村上欽哉
馬主:ローレルレーシング
白毛牝馬のゴールドシップ産駒。
全姉に同じく白毛のゴージャスおり、こちらはデビュー戦の中京芝1600mで新馬勝ちしています。
2025年1歳馬
マイネテレジアの2024
牡1歳 芦毛
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
厩舎:
生産者:ビッグレッドファーム
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
1口110万円×100口という億超えの高額募集が話題となったクラブ馬。
全姉にオークス馬のユーバーレーベン、全兄に日経賞勝ちのマイネルエンペラーがいる良血馬です。
強気の価格設定は自信の現れなのか…今後に注目したい1頭です。
アスラウグの2024
牝1歳 芦毛
母:アスラウグ
母父:ロードカナロア
厩舎:
生産者:ノーザンファーム
馬主:
ノーザンファーム生産のゴールドシップ産駒。
母は現役時代1戦0勝と結果を残せなかったものの、ダイナカール・エアグルーヴ牝系という良血です。初子の牝馬というのは不安材料ではありますが、血統的なポテンシャルは高いので大物に育っても不思議はありません。
ヴェルスパーの2024
牝1歳 芦毛
母:ヴェルスパー
母父:ロードカナロア
厩舎:
生産者:ノーザンファーム
馬主:
こちらもノーザンファーム生産のゴールドシップ産駒。
アスラウグの2024同様に母父はロードカナロアとなっており、ノーザンファーム的にはゴールドシップと相性が良いと見ているのでしょうか。
ミラマーの2024
牝1歳 栗毛
母:ミラマー
母父:Profitable
厩舎:秋山真一
生産者:社台ファーム
馬主:社台レースホース
こちらは社台ファーム生産のゴールドシップ産駒。
母は仏重賞馬で、武豊騎手を背にアベイドロンシャン賞にも挑戦しています。初子の牝馬というのが不安材料。
ロンドンシーズンの2024
牝1歳 鹿毛
母:ロンドンシーズン
母父:ロードカナロア
厩舎:
生産者:下河辺牧場
馬主:
母はロンドンブリッジ牝系。近親にはグレーターロンドン、キセキがいる良血馬です。
今のところ母の産駒は全く成績を残せていませんが、この辺りで大物が出てもおかしくはないはず。