30代のフリーターが未経験からWebエンジニアでそれなりの収入を得るまでの話 ~入社後編~

なんでも

30代のフリーターが未経験からWebエンジニアでそれなりの収入を得るまでの実体験を載せます。未経験だけどWebエンジニアになってみたい…!という方などの参考になれば幸いです。

※コロナ前の話なので現在はまた状況が異なるとは思います。

人材派遣系の会社に入社

ひたすら応募→面接を繰り返した結果、なんとか人材派遣系の会社に入社することができました。入社後は研修期間を経て別の会社にエンジニアとして出向する形になる、所謂SES(システムエンジニアリングサービス)というやつです。この手の会社はとにかくやる気さえあれば比較的未経験でも採用してくれる傾向にあるので、最初の踏み台としてはおすすめです。給料は期待できませんが。

何ヶ月も案件が決まらないようだと、一旦別の業種(コールセンターとか)に派遣させられるケースもあるようですが、これも修行だと割り切ります。とにかくこれでやっとスタートラインに立つことができました。

研修の日々

入社してから1ヶ月間はひたすら研修の日々でした。研修と言っても、学校のように先生が教えてくれる訳でもなく、基本は放置プレイ。人材系の会社ではよくあるパターンです。ある程度課題は出されているのですが、私の場合趣味でWebをいじっていたので基礎的なものはすぐに終わってしまいました。

そのため、ほとんどの時間は自分でやることをみつけてほとんど独学に近い形で勉強していました。ただ、完全な独学とは違い、わからないところは先輩方に聞いたり、質問できる時間を設けてくれたので、その点は助かりました。

課題はすぐに終わってしまったので、ほとんどの時間はひたすら良さげなWebサイトの模写や、言語習得のために学習サイトや解説サイト等を見て学んでいたと思います。

はじめての面談

ひたすら研修という名の自習をしていると、ある日突然営業担当の方からとある案件の面談に行ってくださいとの連絡が来ました。この面談というもので相手のお眼鏡にかなうと、晴れて出向先が決定します。正直最初だし何も実績がないのでどうせ無理だろうなと思いつつも、とりあえず雰囲気だけでもみてくることにします。

面談に行く際は必ずスキルシートというものを書くのですが、正直何も書くことがありません。未経験なので当たり前です。営業の方にかなり盛って書けと指示されたので、適当に入社後に1年くらいWebサイトを制作していたことにします。趣味でブログを書いていたのでWordPressの構築やカスタマイズなどもできることにしちゃいます。いいのかこれ。

いざ面談先に行くと、どうやら自分の他にも2名ほど面談を受けるぽいということが発覚。しかもどうやらそれなりに実績があるっぽい。この時点でもう希望は0です。なにせこちらは未経験だし面談も初めてで、めちゃくちゃ緊張してもうわけがわからない。

結構突っ込んだことを聞かれると思ったのですが、スキル的なことはふわっとしか聞いてこなかったので、こちらもとりあえず入社後1年間ほどWebサイトを制作していたので基礎的なことは大丈夫だと思います的なふわっとした返しでなんとかごまかします。

そうこうしているうちに面談が終了となり解散。また研修と言う名の放置プレイに戻ることに…と思いきや、なんと出向先決定との連絡が…!どうやら実績よりも人柄重視で採用する方針だったようです。緊張してガチガチだったので人柄もクソもないのでは…と思いましたが、この際なんでもいいです。

SESって出向先は選べるの?

会社にもよると思いますが、ある程度希望は聞いてくれると思います。例えば、フロントエンドがいいとかバックエンドがいいとかディレクターがやりたいとか。あとはこんな感じの案件がいいなーとか。

とはいえ、案件が決まらないことには話にならないので、最初は希望と異なる現場に出向させられることも多いと思います。特に未経験の場合は、最初の案件を取るのがとても大変なので、どんな現場でもいいので潜り込んでしまうのがいいと思います。

実績さえあれば、より条件の良い案件の話も来るようになるので、最初は下積みだと思って耐えましょう。

出向先へ出社

案件が決まったら、出向先へ出社して仕事をすることになります。コロナ後はリモートも増えていますが、案件参画直後はさすがに完全リモートというわけには行かないでしょうから、少なくとも週に何回かは出向先へ出社することになると思います。

わからないことはとにかく聞こう

正直最初はわからないことだらけだと思います。ある程度経験を積んでいたとしても、現場ごとにルールが違ったりすることも多々あるので、都度確認が必要です。エンジニアも意外とコミュ力が必要なんですよね。チームで動くことも多いですし。

私は自分でコミュ力がないと思っているのですが、素直にわかりませんといえば、意外とみんな親切に教えてくれるものです。中にはちょっと聞いただけなのにある程度の形まで作ってくれ、その後もちょこちょこ様子を見に来てくれたりする方なんかもいました。

もちろん調べたらわかることであれば、Google先生を大いに活用しましょう。検索力もエンジニアには必要なスキルです。マジで。

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