今回は新米Webディレクターの私が、新卒入社した会社がブラックだった話をしていきたいと思います。文章力は本当になく、絶賛勉強中ですので甘くみてもらえると嬉しいです。(笑)
ブラック企業に入社した経緯
私はごく普通の4年生大学に通い、就職活動が活発になる2年生の12月から1dayインターンに参加したりしていました。
ただ、参加は気休め程度でとりあえず就活やってる!と思い自分を安心させていたのだと思います。
そして本格的に就活が始まる3月。
私の大学は金融系の就職先を選ぶ人が多かったのですが、私は都会に出て就職したかったので
特に業種は絞らずに様々な会社を受けていました。
(化粧品会社、商社、システムエンジニア、カタログギフトの企画職、オフィスインテリアの営業事務、Web制作会社、出版会社、食品パッケージの企画営業などです。)
私が就活で企業を選ぶ基準としていたのは3点です。
- 完全週休2日制
- 自分が誇りに思える仕事かどうか(楽しいと思えそうか)
- 生活できる給料
かなりふわっとしていましたね。。我ながらもう少し考えればよかったなという感じです。笑
こんな感じで自分が興味のある仕事内容かを先にみて、その後に給料や福利厚生を見て選んでいました。
そんな中で、いくつか最終面接に進んだのですが
その中の1社が入社したWeb制作会社でした。
会社説明会は私以外にもきており、およそ10名ほどが参加。
社長さんは割と若めな感じで、会社説明会にいた社員の方はみなさん明るく、ほとんどが女性の20代の方でした。
雰囲気が明るかったのと、初めて聞く「Webディレクター」の仕事内容を聞いて
多くの人が閲覧するWebサイトを制作することの楽しさややりがいを、私も感じたい。
誰かに良い影響を与えられる仕事をしたい。と思いました。
そんなこんなで面接に進んでいきます。
いま思えば、ここでちょっとしたブラックのヒントが隠されていました、、
その場面が3次面接。最終面接です。
本部長、社長さんとの面接でおよそ40〜50分くらいだったかと思います。
大学生活での頑張ったことを聞かれ、私はゼミの活動を話し
納得いくまでチーム全員で話し合いやりきった話をしたと思います。
そこで、本部長に言われたのが、
「うちも結構お客さんありきだから、夜遅くまで仕事することもたまにあるけど大丈夫?」
「そんなに毎日遅くまでじゃないけど、案件の繁忙期にはそうなると思う」
「過去こんな案件で〜〜〜〜〜(仕事で事故った話で対応が大変みたいな感じ)」
その前の説明会で、先輩方への質問コーナーがあり
残業はありますか、との問いに「あるけど1〜2時間だよ」といった回答があったので
それくらいならしょうがないかなと思っていました。
なので、本部長の質問にある、夜遅くまでというのは頻度として少ないんだろうな、、と思い
仕事頑張りたいと思っていて早めにスキルを身につけたい、経験を得たいと思っているので
大丈夫です、と答えてしまいました。
そうして私は、給料面(月額の給料が高めだった)、社員の雰囲気、仕事内容から、この会社への入社を決めています。
入社当初のはなし。
4月。
めでたく入社式を迎え、他新入社員数名ほどと入社。
他の新入社員の人たちもいい人ばかりですぐに打ち解けました。
新入社員研修を終えて、各部署に配属されます。
私はWebディレクターとして、あるチームに所属しました。
慣れないWeb用語を聞き取ることが精一杯で
調べることが日々の仕事のような感じで毎日を過ごしていました。
ただ、もちろん最初はそんなに深く案件に参加させていただけるわけではないのでほとんど定時帰りです。なので、もちろん他の社員さんより早く帰宅していました。
(もう帰っていいよーみたいな感じで言われるので、、)
ただ、日々調べる調査で上司から振られた課題や簡単なディレクション業務を学んでいきましたが
その中で結構社内MTGが多く議事録を書く、会議室準備をする、上司を呼びに行く、電話を取る。が多い感じでした。
そんな中、社内の管理・採用チームにも配属され(普段の業務も並行に対応します)、主には採用業務も始まりました。ここから徐々に徐々にと仕事が多忙になっていきます。。
入社して初めての壁。
社内業務、案件対応(これは少なめ)、採用業務、、たまにセミナーとかもありますが
日々忙しい日々を過ごしていました。。
残業も増えていましたが大体帰宅が毎日20〜21時くらい。
秋頃から大きな案件に参加することになり、WBS作成や、案件を社内で進めるために
社内エンジニアの役割分担、スケジュール作成、作業管理ファイル作成、説明MTGの設定・実施など
初めてやることが多く1年目の私からしたらか・な・り責任のある仕事でした。
毎日、周りに質問したり、わからないことはどんどんつぶしていこう、と思い
がむしゃらに頑張りました。。
「やらなきゃ!」「やらなきゃいけない!」「がんばらないと!」と自分に言い聞かせて多忙な日々でした。この時点で大体帰宅が毎日22〜23時くらい。
ただこれは今振り返ると、大変だったと思いますが同時にいい経験をしたなと思っています。。
関わる人数が多い案件だったので、いろんな方からアドバイスいただけましたし、
こういう時はもっと大人数に依頼してすぐ終わらせた方が早いよ〜!など、他の方と
仲良くなれたり、また自分も検証対応をしてWeb知識(絶対パスとか)を知ることができたからです。
深夜帰りの日々。
そんな感じで大変な案件をこなすと
また大変な案件はやってくるんですよね・・・・
ということで私が主担当の案件が始まりました。
今回も、慣れないうちあわせ、知らないサービス、毎月のお客様への報告会の3点セット。
もちろん社内の採用対応も並行で行わなければなりません。
しかも社内会議が多いので(1日に1時間×3、4は普通)仕事は全く進みません。。
そんな感じで夜まで、資料作成に着手できず、本来であれば定時の時間に着手し始めます。
なのでこの時期は一番忙しかったです。
22〜23時に帰宅できる日もありましたが、深夜0時、2時になってしまった日もありました。
(さすがに経費でタクシーで帰宅。)
もちろん思い返すと、辛いながらも楽しい時間や成長できている実感があったこと
直属の上司がいつも気にかけてくれること、もあり長くは続けられないなと思っていましたが
すぐすぐ「辞める」という選択肢はありませんでした。
2年目メンターとして頑張ろうと意気込む
ここまでは、仕事が多すぎて大変だったという話でしたね。
処理能力が低いともいえますが。。
2年目はメンターになり、新しく入ってきた新入社員をサポートする立場になりました。
私は割と昔から年下の子と話したりするのは好きだったので、すぐに仲良くなりました。
何もわからない新入社員に社内業務などレクチャーしつつ、
案件と採用業務を進める毎日。
また、本部長や課長からは新入社員がいないところで、メンターが怒られます。
新入社員のできないところも指摘していて、それはどう対処するんだ。
どう改善するんだ。先週は何してるんだ。なんでできてないか聞いたのか。
正直、おっしゃってる意味はわかる部分はありますが、自分が教えているメンターを悪く言われるのはすごく嫌な気持ちになります。(自分の兄弟・姉妹の悪口を言われている感じ・・・?)
また、本部長や課長の一人に対する指摘、説教が延々と続きます。本当は1時間でおわるMTGも2時間になるなんてざらです。
そんな感じで段々と自分でも元気がなくなってきている感じがしていて
笑顔が減ったなという意識がありました。
友達と遊ぶことが減ってきたのもこの頃から。
前は平日もご飯に言っていましたが、もう行かなくなり
LINEも3日に1回返すくらいになってしまいました。
本当に心が折れて、胃腸がやられた話。
そんなとき、6月、7月頃に私がメンターしている新入社員からの退職希望の相談がありました。
一生懸命サポートしていましたが、察しがよかったのでしょうね。
彼女はブラック企業を去っていきました。
私は日々の多業な業務をこなしつつ、彼女が退職してしまったショックを感じていました。
この頃は22時頃まで働いていたのですが、ある日突然事件は起きました。
普段通りにデスクで仕事をしていると、急激な腹痛が。
急いでトイレに駆け込みましたが、腹痛が引かずに戻ることができません。
幸い、携帯を持っていたので、社内のチャットツールで体調不良のためMTG不参加を連絡。
そして上司に早退希望連絡を行いました。
上司から経費でタクシーで帰っていいよとのことだったので
いそいで帰宅し、近所の胃腸内科へ。
診断はストレスと疲労。ゆっくり休んで薬飲んでください、とのこと。
そこから多少仕事は減らしてもらえ、少しだけ早めに帰宅することができました。
ただその分、先輩方に皺寄せがいっているので心苦しい思いでした。
続く。
以降は退職に向けて動き出す話です。
退職編はあらゆる事件が多発して内容がてんこもりのため
#2としてまた書いていきたいと思います。