【WoT】Tier9最強戦車ランキング!【2023年最新版】

Conqueror イギリス 駆逐戦車 World of Tanks(WoT)

World of Tanks(WoT)の戦場で、一段と競争が激しくなるのが「Tier9」の段階です。

これまでは、マッチングによっては2つ上のTierを相手にしなければならない状況でしたが、Tier9ではひとつ上のTier10までしか存在しないため、2つ上の格上戦車を相手にすることはありません。とはいえ、Tier10戦車を使用するプレイヤーが多いせいか、Tierトップのマッチングも少ない印象もあります。

また、Tier8とは異なり強力な課金戦車が少ないため、通常ツリーの無課金戦車でも活躍しやすいTier帯ともいえます。

強力なTier10戦車たちを相手にする上では、やはり車両の能力や戦略の違いが一勝負の結果を左右します。そのなかで、あなたが少しでも勝率やスコアを上げる上で、より優位に立つためにはどの戦車を選ぶべきなのでしょうか?

2023年最新版として、現在のWoT情報に基づくTier9の最強戦車ランキングをお届けします。これから紹介する戦車は、それぞれの特性や戦術を理解して活用すれば、あなたを勝利に導く重要な武器となることでしょう。

どの戦車もその可能性を秘めています。それでは、一緒にその魅力を探っていきましょう。

1. Ho-Ri 1 日本 駆逐戦車

Ho-Ri 1 日本 駆逐戦車
Ho-Ri 1は我らが日本のTier9駆逐戦車です。非常にバランスの取れた性能が魅力的な重駆逐戦車となっています。日本駆逐戦車ルートは、2023年に実装されたばかりの新しいルートなので、昔から実装されている戦車と比較すると車両の特性や弱点などが知れ渡っていないという強みもあります。

主砲は単発火力650の149mm砲を搭載。貫通力は通常弾AP290mm、課金弾AP325mmと高く、精度やDPMも優秀で強力な砲性能となっています。照準時間が長めなのがネックとなりますが、他でカバーできているので許容範囲内。

重駆逐らしい分厚い正面装甲を持ち、耐久値も1,800と駆逐戦車としては優秀なため、正面からの殴り合いを得意とします。ハルダウンが非常に有効ですが、俯角が-7°までしか取れないため、地形を選ぶ点に注意。

機動力もまずまずで、重駆逐戦車としては優秀な部類といえます。

隠蔽はまずまず。視認範囲も390mと優秀なので、自分でスポットして自分で撃つことも可能です。

火力・耐久性・機動力・隠蔽・視認範囲とすべてが高いレベルでまとまったバランスの取れた強戦車です。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、改良型換気扇、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。改良型装甲材を積んで生存性を高めたり、改良型照準器を積んで攻撃性能を更に高めるといった選択肢もあるので、お好みで使い分けましょう。

2. Tortoise イギリス 駆逐戦車

Tortoise イギリス 駆逐戦車
Tortoiseは、Tier9の英国製駆逐戦車です。その最大の特徴は、全車両中トップクラスの驚異的なDPMで、一定の時間で非常に大きなダメージを与える能力があります。うまくDPMを活かせる展開に持ち込めれば無類の強さを発揮し、多くのダメージを稼ぐことができます。

主砲は120mm砲を搭載。単発火力400と駆逐戦車としては控えめですが、その分装填時間が速いためDPMが非常に高くなっています。貫通力も通常弾AP259mm、課金弾APCR326mmと申し分ない値です。精度や照準時間も良好なため、駆逐戦車らしい遠距離からの狙撃も得意とします。

砲塔こそ持たないものの、射界は左右20°ずつとかなり広く、俯角も-10°と地形適応能力が高く、非常に扱いやすい車両となっています。

重駆逐戦車らしく装甲も厚く、前面には重厚な装甲が施されています。これにより、直接敵の砲火にさらされる状況でもしっかりと耐えることができます。しかし、その動きは鈍重で最高速度が20km/hと遅く、射界こそ広いものの旋回式の砲塔を持たないため機動戦は苦手です。軽戦車等の快速系戦車に張り付かれると厳しくなるので、なるべく孤立しないように立ち回りましょう。

以上の特性から、Tortoiseは戦線を押し上げる”前線の砦”とも言える駆逐戦車です。ただし、機動性が悪いので序盤は無理に前線には向かわずに射撃精度を活かした後方支援徹し、中盤以降に装甲とDPMをフルに活用して前線に参加していくという選択肢も取れます。マップやマッチング等、状況に応じて適切な立ち回りを意識していきましょう。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、改良型装甲材、ターボチャージャーもしくは、装填棒(ラマー)、改良型換気扇、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。ターボチャージャーを積むことで弱点である機動性を補うことができます。

3. T95 アメリカ 駆逐戦車

T95 アメリカ 駆逐戦車
T95は、アメリカ製のTier9駆逐戦車で、その独特な外観と強固な装甲から”Doom Turtle(破滅の亀)”とも呼ばれています。はじめてこいつと対峙したときは、全然装甲が抜けずに驚愕させられました…。

T95は、重駆逐戦車らしい非常に厚い前面装甲を持つことが最大の特徴です。これにより、正面からの大半の敵の攻撃を跳ね返すことができます。ただし、キューポラと車体天板、車体下部は弱点となり、車高の低さから撃ち下ろしで天板を抜かれることも多いので過信は禁物です。

主砲も非常に強力で、通常弾AP276mm・課金弾APCR320mmの高い貫通力と、単発750ダメージの高火力を誇ります。単発が高い分装填時間が長くなっており、DPMが低い点には注意しましょう。精度や照準速度も悪く、遠距離からの狙撃は不得意です。榴弾の貫通力が90mmと高くダメージも950出るので、装甲が薄い相手には有効な選択肢となります。

しかし、その一方で移動速度は極めて遅く、戦場での機動性は非常に低いです。アップデートで大幅に強化されたため、昔に比べればかなり速くなりましたが、それでも最高速度は20km/hと遅いので、戦線に到着するのもなかなか大変です。そのため、戦局を読んで早めに移動を開始する必要があります。旋回速度も以前に比べれば速くなりましたが、軽戦車等の快速系車両に張り付かれると非常に厳しい展開となります。

また、俯角は-5°しか取れず、地形適応能力はかなり低いです。射界も左10°右11°と狭く、扱いやすい車両とはいえません。

そのため、T95を上手く扱うためには、戦場の地形や仲間の位置をうまく利用して、側面や後方を守る戦術が重要になります。さらに、戦場の状況に応じて先読みを行い、適切な位置に配置することでその長所を最大限に活用することができます。

また、機動力の低さと天板の装甲が薄いという特徴から、自走砲は天敵となります。自走砲が多いマッチングでは、障害物等をうまく利用して自走砲の射線を切ることも意識していきたいところです。

重駆逐戦車ながら車高が低いことから、隠蔽性能もTier9トップクラスに高く、茂みをうまく利用すれば発見されずに狙撃することも可能です。視認範囲は360mとそれほど高くありません。

結論として、T95は正面からの敵攻撃を弾きつつ強力な火力で応戦する”移動要塞”とも言える重駆逐戦車です。適切な位置取りと戦術によって、その強固な装甲と火力を存分に発揮することで、戦局を有利に進めることができるでしょう。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、改良型装甲材、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。ターボチャージャーを積むことで最大の弱点である機動性を補うことができます。また、改良型装甲材を積むことで、耐久力をさらなる底上げが期待できます。

4. Conqueror イギリス 駆逐戦車

Conqueror イギリス 駆逐戦車
Conquerorは、Tier9の英国製重戦車です。その特性は、その優れた砲塔装甲と強力な砲を備えた攻撃型のプレイスタイルに向いています。

Conquerorの主砲は非常に強力で、単発火力こそ400と控えめですが、高い精度と快速な装填時間を誇ります。これにより、一度に高いダメージを与えることができ、敵戦車を急速に撃破することが可能です。また、この主砲は優れた精度を持っており、中〜長距離からの砲撃でも確実に命中させることができます。照準拡散と照準時間も優秀で飛び出し撃ちや咄嗟の反撃等も得意とします。貫通力は通常弾AP259mm、課金弾APCR326mmとこちらも優秀。榴弾が貫通力120mmと非常に高いHESHとなっているため、装甲の薄い相手には有効な選択肢となります。

また、Conquerorの砲塔は非常に厚い装甲が施されており、多くの敵の砲撃を跳ね返すことが可能です。車体は上部に関してはそこそこ堅いものの、下部は弱点となり弾薬庫もあるため、できるだけ敵に晒さないようにしたいところです。俯角も-10°と地形適応能力が高いため、砲塔装甲が活かせるハルダウンや頭出しを積極的に使っていきましょう。

機動性も重戦車としては高く、特に加速と旋回性能に優れており、移動時のストレスはありません。ただし、前進速度と比較すると、後退速度は遅めで12km/hしか出ないので注意しましょう。

視認範囲は400mあり、重戦車としてはかなり優秀です。戦闘終盤など、状況によってはスカウト役も買って出ることも可能でしょう。

結論として、Conquerorは優れた火力と砲塔装甲に加え、高い機動力や視認範囲を備えたバランスの良い重戦車です。適切な戦術とチームプレイを意識することで、その優れた火力と装甲を存分に発揮し、戦局を有利に進めることが可能です。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、改良型換気扇もしくは、装填棒(ラマー)、改良型装甲材、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。お好みで使い分けましょう。

5. E50 ドイツ 中戦車

E50 ドイツ 中戦車
E50は、ドイツ製のTier9中戦車です。その主な特性は、優れた火力、装甲、機動性のバランスにあります。

E50は、精度と威力を高いレベルで兼ね備えた、非常に扱いやすい主砲を搭載しています。これにより、適切な位置取りから中〜長距離での砲撃が可能で、敵戦車に精度良くダメージを与えることができます。また、比較的快速な装填時間を持っているため、連射して敵を圧迫することも可能です。貫通力は通常弾AP230mm、課金弾APCR270mmとAPの貫通が物足りないので、金弾をメインで使用したいところです。

その一方で、E50は中戦車としては強固な全面装甲を持ちます。砲塔から車体上部にかけての防御力が高く、格下相手や同格中戦車の通常弾程度であればそこそこ信頼できます。車体下部は弱点となるため、なるべく敵に晒さないように心がけましょう。とはいえ、重戦車ほどの耐久性はないので過信は禁物です。基本は味方重戦車を盾に、精度を活かした中距離からの狙撃等でサポートすることがメインとなります。

また、E50は高い最大速度を持つ一方で、加速性能はそれほど高くありません。中戦車としては旋回性能もあまりよくないため、至近距離での格闘戦は得意としません。しかし、その大きな車体と重量を活かして敵戦車に体当たりを行うラムアタックを得意とします。あまり積極的に狙っていくものではありませんが、残党狩りモード時など少しでもダメージを稼ぎたいときや瀕死の相手に撃ち漏らしたときなどには重宝するので覚えておきましょう。

視認範囲は400mとそこそこ優秀ですが、車体が大きい分隠蔽性は中戦車としては悪くなっています。

E50を活用するには、前線での突撃や中距離での砲撃サポート、体当たり攻撃といった様々な戦術を使い分けることが必要です。また、位置取りや装甲の角度調整など、微細な操作が求められます。俯角は-8°と地形適応能力もそこそこ高いので、ハルダウンも有効です。

結論として、E50は火力、装甲、機動性をバランス良く備えた中戦車で、様々な戦場状況に対応することができます。その特性を理解し、適切な戦術を使い分けることで、戦局を有利に進めることが可能です。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、改良型換気扇もしくは、装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。お好みで使い分けましょう。

6. AMX M4 51 フランス 重戦車

AMX M4 51 フランス 重戦車
AMX M4 51は、フランス製のTier9重戦車です。装甲・火力・機動力のバランスに優れた強戦車となっています。

AMX M4 51の主砲は、高い精度と強力な威力を持っています。照準時間、照準拡散も良好で、中距離からでも敵戦車に正確にダメージを与えることが可能です。また、装填時間は中程度で、一定の火力を維持することができます。貫通力は通常弾AP250mm、課金弾AP296mmと課金弾の貫通料が物足りない数値となっています。そのため、高い精度を活かしてうまく相手の弱点を狙っていくことが重要となります。

装甲面では、特に砲塔に非常に厚い装甲が施されています。2つあるキューポラが弱点となるものの、砲塔正面は全体的にかなり硬く、Tier10戦車の課金弾をも跳弾可能なレベルとなっています。車体に関しても上部は傾斜もあり、同格通常弾程度であれば跳弾が期待できます。車体下部も上部に比べれば薄いものの、面積が狭く狙いにくいと同時に、そこまで装甲が薄くなっている訳ではないので、格下の通常弾程度であれば跳弾が期待できる程度には堅くなっています。このように車体もそれなりの硬さがあるのですが、基本的には自慢の砲塔装甲が活かせる頭出しや俯角-8°を活かしたハルダウンを使っていく戦術がおすすめです。

機動力は重戦車としてはそこそこ速く、移動面でストレスを感じる場面は少ないはずです。

結論として、AMX M4 51は優れた火力と砲塔装甲を活かした中距離戦に優れた重戦車です。適切な戦術と位置取りによって、その優れた火力と装甲を存分に発揮し、戦局を有利に進めることが可能です。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、改良型換気扇もしくは、装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、ターボチャージャー装填棒(ラマー)、改良型装甲材、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。お好みで使い分けましょう。

7. Obj. 263 ソ連 駆逐戦車

Obj. 263 ソ連 駆逐戦車
Obj. 263は、ソビエト製のTier9駆逐戦車です。この戦車は、その特異なデザインと独特な特性から、特定の戦術を必要とします。

主砲は130mm砲を搭載。単発火力は550とまずまずなものの、DPMが低く、精度に至ってはTier9最低レベルに低くなっています。貫通力は通常弾AP270mm、課金弾APCR300mmと課金弾の貫通力がTier9駆逐戦車としては物足りません。榴弾のダメージが750と高く、貫通力も75mmあるので、装甲が薄い相手などには有効な選択肢となります。精度の低さから遠距離狙撃には不向きなため、装甲を活かした近距離での戦闘を基本戦術とするのがよいでしょう。

Obj. 263の最大の特徴は、非常に厚い前面装甲を持つことです。戦闘室から車体上部にかけての装甲は特に厚くなっており、これにより、格上の課金弾を含め、前面からの大半の攻撃を跳ね返すことができます。車体下部は弱点となるため、極力敵に晒さない立ち回りを心がけましょう。ほかにも、砲身横や戦闘室と車体の境目部分は弱点となり、それをわかっている相手は狙ってくるため、装甲を過信しすぎないようにしましょう。天板も非常に薄いため、撃ち下ろしにも弱いです。また、オープントップ車両の宿命か自走砲は天敵となるので、自走砲がいるマッチングでは注意が必要です。

弱点である車体下部をカバーできるハルダウンを使いたいところですが、俯角が-4°と地形適応能力がかなり低く厳しいため、障害物をうまく利用して車体下部をカバーできるポジションを心がけましょう。

重駆逐戦車ながら意外にも移動速度は優秀で、最高速度は55km/h、後退速度も20km/hと速く、加速も良好です。重量の割に速度が出ることから、体当たり(ラムアタック)も得意とし、軽い相手には非常に有効なダメージソースとなります。旋回速度はあまり速くなく、旋回式の砲塔も持たないため、快速系戦車に張り付かれると厳しくなるので、あまり孤立しないように注意しましょう。

隠蔽はあまり良くありませんが、重駆逐戦車としてみるとそこまで悪いわけでもなく、可もなく不可もなくといったところです。視認範囲は360mと低いため、味方の視界を利用していきたいところです。

結論として、Obj. 263は堅牢な前面装甲を持つ重駆逐戦車で、その特性を活かした積極的な戦術により戦局を有利に進めることが可能です。ただし、主砲の精度が悪く、地形適応能力も低いことから、使いこなすにはある程度慣れが必要かもしれません。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、レンズ被膜、改良型旋回機構もしくは、装填棒(ラマー)、改良型装甲材、改良型旋回機構の組み合わせがおすすめです。改良型旋回機構の代わりに改良型照準器を搭載するパターンもあるので、お好みで使い分けましょう。

8. BZ-68 中国 重戦車


BZ-68はTier9の中国重戦車です。一時的に移動速度を大幅にアップすることができるジェットブースター機能を搭載しています。

主砲は単発火力が530ダメージと非常に強力な130mm砲を搭載。単発火力はトップクラスですが、その分照準時間と精度が悪く、遠距離からの狙撃には不向きです。また、貫通力は通常弾AP248mm、課金弾HEAT315mmと課金弾の貫通力がやや物足りない数字となっています。単発火力の高さを活かして有利なダメージ交換に持ち込みましょう。

正面装甲が硬く、同格の通常弾程度ならしっかりと跳弾してくれます。できればハルダウンを使用していきたいところですが、俯角が-8°と微妙なラインなため、地形によっては攻撃時に車体を晒さないといけないケースも出てくるので注意しましょう。

通常時の機動性はあまり高くありません。ジェットブースターが5回まで使用可能なので、うまく活用することでカバーしましょう。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。ターボチャージャーを積むことで、ジェットブースターの効果をさらに底上げすることが可能です。

9. WZ-111G FT 中国 駆逐戦車

WZ-111G FT 中国 駆逐戦車
WZ-111G FTは、中国製のTier 9駆逐戦車です。

主砲は152mmの大口径砲を搭載。単発火力は750ダメージと大口径砲らしい数値となっており、貫通力も通常弾AP290mm、課金弾HEAT395mmと非常に高く敵の正面装甲を強引にブチ抜くことも可能です。ただし、単発火力と貫通力と引き換えに、精度やDPMが悪く弾速も遅いため、遠距離からの狙撃は苦手としています。榴弾のダメージが1,100と非常に高く、貫通力も90mmあるため、装甲の薄い相手には非常に有効な選択肢となります。

装甲面では、戦闘室正面がそこそこ硬く、通常弾程度であれば跳弾が期待できます。キューポラと車体下部が弱点となりますが、範囲は狭めなので、障害物を利用して隠したり、こまめに動くことで狙いにくくさせるなど工夫しつつカバーしていきましょう。最前線で同格以上と正面から撃ち合う硬さはないので、味方に弾受けしてもらいつつ中距離からの大火力を活かした追撃がメインになるでしょう。格下相手には火力と装甲を活かしたゴリ押しも有効となります。耐久力は1,800と重駆逐戦車戦車らしい高い数値となっているため、こちらもうまく活用していきましょう。

重駆逐戦車らしく、機動力は遅く、全体的にもっさりとした動きとなっています。拡張パーツにターボチャージャーを積んでカバーすることも選択肢として考えておきましょう。旋回速度も遅く、回転式の砲塔も持たないため、快速系戦車に張り付かれると詰んでしまいます。また、中国戦車らしく、俯角も-6°と地形適応能力は低めです。

天板が25mmと非常に薄く、機動性も低いことから、自走砲は天敵となります。そのため、自走砲がいるマッチングでは常に注意が必要です。

視認範囲は380mで隠蔽率も重駆逐戦車としてはまずまずの水準をキープしています。

このような特性から、WZ-111G FTは高い単発火力と貫通力が武器の火力型戦車です。プレイヤーはこの特性を理解し、味方とうまく連携して相手に大ダメージを与えていくことで、この戦車駆逐車の真価を引き出すことができるでしょう。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、ターボチャージャーの組み合わせがおすすめです。ターボチャージャーを積むことで、ジェットブースターの効果をさらに底上げすることが可能です。

10. Leopard PT A ドイツ 中戦車

Leopard PT A ドイツ 中戦車
Leopard PT Aは、ドイツ製のTier9中戦車です。優秀な主砲による火力と高い機動性を兼ね備えた強車両となっています。

主砲は高性能105mm砲を搭載。単発火力は420ダメージと中戦車としては高く、貫通力も通常弾APCR278mm、課金弾APCR323mmと非常に優秀です。また、精度や照準時間にも優れ、課金弾の弾速も全車両トップクラスとなっており、遠距離からの狙撃も得意とします。しかし、その一方で、DMPは低めとなっており、照準拡散も大きいという欠点があります。また、榴弾が粘着榴弾となっており、貫通力が105mmと通常の榴弾と比較して高いため、装甲が薄い相手には有効な選択肢となります。

装甲は非常に薄く、格下相手にもスポスポ抜かれてしまうレベルなので、正面からの殴り合いは極力避けましょう。俯角は-8°と地形適応能力が高いため、うまく地形を活用して被弾を減らしていきたいところです。

Leopard PT Aは、最高速度65km/hと軽戦車並の非常に高い機動性を持っています。これにより素早く戦場を移動したり、敵の射撃を避けることが可能となっています。

視認範囲も400mと優秀で、隠蔽もまずまずなため、偵察も得意とします。機動力もあるので、開幕に偵察を行い通行料を狙うことも可能です。

Leopard PT Aはその特性を理解し、適切に運用することで非常に高いパフォーマンスを発揮します。その一方で、適切な位置取りや状況判断が求められるため、一部のプレイヤーからは難易度が高いとも評されています。しかし、その特性を理解し適切に使いこなせば、非常に強力な車両となるでしょう。

拡張パーツは装填棒(ラマー)、砲垂直安定装置(スタビ)、レンズ被膜の組み合わせがおすすめです。
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