WoTでの戦闘は、戦略、スキル、そして操る戦車の性能にも依存します。昔と比較すると課金戦車は無課金戦車よりも強力な車両が多く実装されており、獲得できる経験値やクレジットが多いなど、一定の利点を持っているため、これらの車両を使いこなせればゲームを有利に進めることができます。
今回は私の個人的なおすすめ課金戦車について、その特徴と共にご紹介したいと思います。どの課金戦車を購入するか迷っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
期間限定販売の車両も多いので、再販のチャンスはなるべく逃さないようにしましょう。
Bourrasque (Tier8/中戦車/フランス)
Bourrasqueは、軽快な機動性と強力な火力で戦場での存在感を放つフランスのTier 8プレミアム中戦車です。
Bourrasqueの特徴的な点は、その優れた機動性と2連発式オートローダーの装備です。軽戦車に匹敵するスピードと機動力により、戦場のあらゆる場所に素早く移動することが可能です。その2連発式オートローダーは、単発360*2発の火力を持ち、短時間で大きなダメージを与える能力を持っていますが、一方で装填時間が長いため、装填中は味方にカバーしてもらったり、足を活かして陣地転換するなど戦略的な運用が求められます。
また、この戦車は隠蔽が非常に高く、視界もそこそこ広いので、偵察戦車としての役割も果たすことが可能です。機動力もあるので、軽戦車のような運用で敵を早期に発見し、情報を味方に提供することで、戦局を有利に進めることも可能です。しかし、防御力はそれほど高くないため、正面からの攻撃は避け、敵の視界から隠れながら行動することが重要です。
Bourrasqueの運用には、正確な地形把握と戦略的な判断力が重要となります。敵の視界から逃れつつ、敵地深くに侵入し、必要なタイミングで大ダメージを与えることが、この戦車の主な役割と言えるでしょう。
車体は小さめで、その敏捷性により命中させるのが非常に難しいです。高い隠蔽性と機動力、そして強力なオートローダー火力を兼ね備えたBourrasqueは、ぶっちぎりの人気車両となっています。
全体として、Bourrasqueはその機動性と火力、偵察能力のバランスが良く、どんなプレイヤーにもおすすめできる強車両となっています。
Progetto 46 (Tier8/中戦車/イタリア)
Progetto 46は、イタリアの象徴とも言える単発240*3発まで装填可能な自動再装填砲を搭載した課金中戦車です。機動力にも優れており、Tier8課金中戦車ではBourrasqueと双璧となります。
Bourrasque同様に装甲は薄いので、機動力や自動再装填砲の火力を活かした不意打ちや、俯角-9°を活かしたハルダウンなど、できるだけ攻撃を受けない立ち回りを意識しましょう。
単発火力と隠蔽率の低さがややネックとなっており、そのせいかBourrasqueのほうが若干人気が高くなっています。
Skorpion G (Tier8/駆逐戦車/ドイツ)
火力と貫通に優れた主砲を搭載しているので、クレジット稼ぎにはかなりおすすめの車両です。
機動力は良好だが、紙装甲で隠蔽も低いのが弱点。
油断しているとすぐに発見されて集中砲火で即爆散ということもあり、少し慣れが必要かもしれません。
GSOR 1008 (Tier8/駆逐戦車/イギリス)
単発320×4発の弾倉火力1,280、連射間隔2秒という強力な瞬間火力を持つイギリスのローダー駆逐。
全弾装填済みのこいつに狙われたら、撃破されずとも瀕死に近いダメージをもらう可能性が高いです。
しかも全周囲砲塔で、砲塔旋回速度もそれなり。俯角も-11°と優秀なのでハルダウンも可。隠蔽もそこそこ。
移動時の照準拡散が悪いという弱点はありますが、全体的な性能を考えたら十分許容範囲でしょう。
移動速度も駆逐戦車としては優秀な部類なので、特にストレスはないはず。
Škoda T 56 (Tier8/重戦車/チェコスロバキア)
単発460*2発まで装填可能な自動再装填砲を搭載。この時点で強い。
貫通力が通常弾で208mm、金弾で248mmと若干頼りないのと、精度が悪いという欠点があるものの、装甲や機動力面は悪くなく、比較的扱いやすい車両だと思います。
E 25 (Tier7/駆逐戦車/ドイツ)
隠蔽率が非常に高く、機動性にも優れた昔からの強車両。
主砲は単発135と低く、通常弾で150mm、金弾でも194mmと貫通力も頼りないが、DPMと精度・照準時間が非常に優れているという尖った性能となっている。
隠蔽や機動力をうまく活かせば相手にとってかなり嫌らしい存在となる。
Cromwell B (Tier6/中戦車/イギリス)
Cromwell Bは機動力に優れた快速型中戦車です。
車両スペックは通常ツリーのCromwellとほぼ同じ。じゃあクレジットと経験値優遇あるこっち乗るよねっていうやつです。
目玉はやはり機動力。軽戦車並の速度でぬるぬる動き、開幕のポジション確保や素早い陣地転換が可能です。NDKもお手の物。
主砲も単発こそ135と控えめですが、発射速度に優れ、DPMは2,077と非常に優秀で火力も備えています。
ただし装甲は紙。
T-34-85M (Tier6/中戦車/ソ連)
ソ連Tier6中戦車。単発180をポンポン撃てる優秀な主砲とそこそこ弾く装甲が武器。
主砲は単発180の85mm砲を搭載。貫通はAP144mm、ACRで194mmとなっている。DPMはCromwellと同じ2,077と非常に優秀。
装甲も格下相手ならそこそこ信頼できるので、Tierトップなら多少強気に攻めることも可能。
同じTier6課金中戦車Cromwell Bと比較すると、単発火力と装甲はこちらが上なものの、機動力で劣るといった感じです。
Cromwellはぬるぬる、T-34-85Mはややもっさり。
この辺は好みが分かれるところです。
leFH18B2 (Tier5/自走砲/フランス)
フランス課金自走砲。
主砲は火力や精度が低いものの、自走砲としては装填時間が非常に早く、ポンポン打ち込むことができる。
課金戦車だけあってか自走砲の大幅弱体化を免れている。